なぁ、なぁ、お嬢さん。
愛らしくてかわいい。
聞こえないふりをするのは止めて、俺の話を聞いてくれ。
そんなに難しい話じゃない。だから俺に向けている武器はしまってくれな。
それを見ていると虫唾が走るんだ。あっもちろんお前は別だよ。


そう、俺が望むのは簡単で単純なことだ。
俺の言うことさえ聞いてくれれば、お前はもう汽車や馬車に何時間も乗らなくていいし、
傷だらけになりながら醜いアクマとなんか戦わなくていい。
死んだ人間のために悲しむことも、怪我をした仲間の心配だってしなくていいんだ。
すばらしく魅力的な話だろう?


この世のきれいなもの、美しいもの、そういったもの全部をお前にやる。
桜という花が咲き乱れる国に連れていってやろう。
星が降る地平線を見たことがあるか?
この世にあるものを何でも選択できる快楽だって味あわせてやる。
もちろんベッドの上だって、な。


ああほら、そんなつれない態度はやめて。
そむけた顔をこっちに向けて、俺に笑いかけてくれよ。

お前に一番似合うドレスを探そう。
ロードが喜んで口出ししてくるさ。あいつもお前が好きだからな。
やわらかいクッションの上で縫い物をして、
天気のいい日は庭でバラの花を摘んで、
あまい苺に砂糖とクリームをかけて食べていれば良いんだ。


なぁ、なぁ、お嬢さん。
愛らしくてかわいい。

エクソシストなんて重い肩書きは破り捨てて、
信じるに値しない神の武器なんか捨ててしまって、

俺のものにならないか。





The crooked man

(Yes以外の返事だったら
お前の首だけもらうよ)








2009/10/26
マザーグースの歌を2つモデルにしました。
タイトルの「ねじくれ男」はティキの性格そのままをイメージ。